登場人物紹介


○橘家○


○槙原家○


○式神○






氏名…橘 
デフォルト名…タチバナ トウガ

【デフォルト名の由来】
『燈』暗闇を照らす灯火の意。
一族の能力が低下する中、、先行き暗い一族を照らす灯火となれとの意味を込めた。
『雅』は雅やか、正式な血筋の意。

【年齢】
享年15歳

【身長】
168cm

【詳細】
無表情、無関心、無欲の三拍子。
スポーツ、学業は優れているが、それすらも興味なし。
心を許すのは友人の晃樹のみ。
諦めがはやい。
実は動物や植物が大好き。
母が発狂した理由は知らず、母が死んだ後霊力が戻ってから知った。
霊力は極僅かで徒人とほぼ同等、見鬼あり。
自分に対して害意のあるものだと『気』に当てられて卒倒するため役に立たない。
母が封じていた霊力が戻ると、その実力は父である当主を抜く。
勘は鋭く、占術は母譲りで優れている。



氏名…橘 
デフォルト名…タチバナ カナエ

【デフォルト名の由来】
『哉』は初めて、やっとの意。
長男が無能だったことへの失望が込められている。
『栄』は栄える、力のあるの意。次男への期待が込められている。

【年齢】
12歳

【身長】
149cm

【詳細】
わがまま、利己的、甘えん坊の三拍子。
「特別」が大好きで、長男でありながら無能な主人公を嫌っている。
父には大事にされたが、やはりどこか屈折している。
霊力、見鬼ともに一級品。
退魔術は当然、妖を力で制圧し式に下す使役術も得意。
使役術は失敗すれば命を落とすが、自信に伴う実力をもっている。
父である当主についで二番手の実力。



氏名…橘 満盛(ミツモリ)
※過去編登場

【年齢】
44歳

【詳細】
の父親。
橘家当主にして当代最高峰の術者。
実力主義であり、己の目に適う存在でなければ虫けら同然の扱い。
を手塩にかけて育て、自分の知識のすべてを与えている。
主人公の存在を徹底無視。
主人公が実は絶大な霊力を持っていると分かると、後継に定める。
自分では使役術を行おうとはしないが、使役術を部下に行わせている。
妻とは政略結婚。



氏名…橘 紫乃(シノ)
※過去編登場

【年齢】
37歳

【詳細】
の母親。
父親がフランス人で呪術者の血統。
満盛が使役術のために子供を欲しているのを知り、主人公の霊力を封じ込めた。
主人公が5歳、弟が2歳のときに、長期的な呪術の使用が原因で発狂。
その10年後、呪術が破れて反動で死亡。
死体は見るも無残な有様になった。
しかるべき場所と道具があれば、かなりの実力の呪術者。
占星術を得意とする
夫とは政略結婚。




氏名…槙原 晃樹(コウキ)

【名の由来】
『晃』は四方を隔てなく照らす光の意。
『樹』は大樹、支えを意味する。

【年齢】
15歳

【身長】
162cm

【詳細】
人懐っこく、面倒見がいい。
邪険にされてもスッポンのごとき食らいつきで諦めない。
が親友になったのもひとえに晃樹の粘り勝ち。
霊力も見鬼もなく、徒人。
の家のことは神道とだけ知っている。
「感」はないが、「勘」はいいらしい。
幼少期にに救われたらしい。
は覚えていない。)



氏名…槙原 奈津樹(ナツキ)
※過去編登場

【年齢】
22歳

【詳細】
晃樹の姉。
見鬼と霊力をもつ。
当初、危険な存在であるを晃樹から遠ざけようとする。
幼少期は霊に付き纏われる体質だった。
橘家の術者によって呪法を施され、微弱な見鬼を残して徒人になる。
その際にとも遭遇している模様。 晃樹曰く、女王様気質。




氏名…
デフォルト名…カラタチ

【デフォルト名の由来】 唐橘の略。
その名の通り、中国産の橘。
日本の花橘と違い、棘が多く固い。

【年齢】
外見上、二十代前半。

【身長】
188cm

【詳細】
黒髪に山梔子色の瞳の美麗な青年。
常に狩衣か直衣姿、烏帽子を着用している。
本性はの樹精。
本体は貴船の祭神のお膝元にあるので式としての霊力は一級品。
主であるに忠実。
の過去は知らされていない。
自分がの役に立っているかなどと悶々と考えてしまう真面目さん。
大抵は細々とした雑用をやらされている。