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「雑鬼並みのネーミングセンスのなさだな」
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「それどころか、絶対に一緒にしてはいけないキャラを一所に集めるとは何を考えているんでしょうね」
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「どうやら、ネットサーフィンしている途中にキャラによる座談会なるものを見つけて思いついたらしい。影響を受けやすいからな、ここの管理人は」
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「お堅いコンビ、それくらいにしてやらないと今後の連載に響くぜ?」
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「ちっ…………」
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「あ、それと読者の皆様に初めに言っておくが、転生キャラはそれぞれ転生直前の姿でいるからな。本編の進行に多少なりとも配慮を示した結果だそうだ」
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「と、いうわけで!僕ら名前変換キャラは今回20,000hit企画のメイン&司会ということで、盛り上げてこー!ん、どうしたの、兄さん」
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(涙を拭って感無量の)
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「慧がいる………!」
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「はい、ブッブー!!そういうのは本編のためにとっといて!ねえ、やっぱり兄さんだけ転生後の記憶すっとばした方が良かったんじゃない?」
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「本編とは何ら関係がないということで進めるしかないだろう。まったく、だから無理があると言うんだ」
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「そうだねぇ。そうだ!兄さん、これは夢だよ〜、覚めたらまたバラバラだよ〜、お互いの安否も分からないよ〜」
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「夢、そうか…………。一生覚めなくていい」
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(夢と言うことで納得した。を膝の上に捕獲)
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「キャラ入り乱れは初めてのことだし、(今後ないといいが)自己紹介をするべきか?」
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「そーだねー、じゃ、僕から!『色と言えども其は音色』の主人公その1!一色慧です!本編では(チラッ)ねえ、そこのお兄さん、兄さんの耳ふさいでくれる?お願い」
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(お願いされて思わずの耳を塞ぐ)
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「これでよし。紅に生まれ変わっています!あ、もういいよ、ありがと。死んじゃったのは16歳の時で、それから15年間の地縛霊歴を経て、漸く転生しました!誕生日は現世の頃は12月3日で、転生後は夏真っ盛りの季節でした!好きな食べ物は兄さんのホットケーキと母様の饅頭と父様のお茶。趣味特技は琵琶!と音楽全般。嫌いなのは数学と歴史、それと水泳。身長は152cmで止まっちゃった」
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(一通り言って満足げな)
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「あー、『色と言えども其は音色』の主人公その2。現世での名は一色嵐、本編では」
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(自発的に耳を塞ぐ)
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「藍だ。今も昔も下に天然の弟を持つ、どこにいっても兄。死んだのは34歳で原因は事故死………でいいか。現在は弟、そこの慧を探す旅に出ている。誕生日とかって言ったほうがいいのか?」
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「必要ないと思うが。聞きたい者がいるとも思えん。しかし弟の流れに乗って言ったらどうだ?」
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「そうだな。2月3日。転生後は春。取り敢えずそれだけだ」
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「二人が主人公ですか」
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「ああ、でも最初は題名から分かるように慧だけの予定だったんだ。だが、書いているうちに気に入って急遽主人公を二頭にしたらしい。それが1話目をupした後だっていうから呆れたもんだ」
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「今ではかなりかっこいいというコメントをもらっているらしいな」
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「お?僻みか?」
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「別に。…………橘。享年15歳。死亡原因、弟。誕生日、6月18日。転生後の名、安倍冬華」(淡々と)
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「マジかよ。日本人とは思わなかった」
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「良く言われる。フランス人のクウォーターだ。母方の祖父に似ているらしいな」
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「ちょっと待って!何歳って言った?」
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「享年だから何とも言い難いが、この姿は15歳、高校一年生で死んだ時のままだな」
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「と、年下!?しんちょー何センチ?」
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「168。クラスではそれほど大きいというわけではなかったぞ」
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「身長以前にお前が慧より年下だっつー方がびっくりだよ。あれですか、その覚め具合は龍蓮ですか」
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「いや、中身は15+13で頼む」
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「ああ、そういや俺は34+11だ」
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「……………だれも死亡原因が弟と言うところには突っ込まないんですね」
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「「……………はっ!そう言えばなんで!?」」
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「俺の家庭環境と弟と確執とその他もろもろ話さなきゃいけいないことがあるから流してくれ」
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「ねえ、なんでー、なん―――むぐ」
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「慧、察しろ。家庭の事情ってやつだ」
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「むー」
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「次、」
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「はい、冬華様にお仕えしております、唐橘の樹精、頂いた名をと申します。樹齢にしては40年あまり、まだまだ未熟ですが、主のお役に立たんと誠心誠意お仕えいたしております」
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「堅っ!」
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「確かに、今俺も思った」
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「じゅせー?じゅせーって何?」
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「さっき言っただろ、『唐橘の』って。唐橘の樹についている精霊だよ」
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「じゃあ、ティン○ーベルだ!」
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「似ても似つかないな。大体あれはフェアリーに近くないか?」
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「どう違うの?」
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「…………」(困った顔)
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「ねえねえ」
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「ほら、慧。あんまり困らせんな」
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「いや、構わないんだが。それよりもどうしても気になるところがあって……………すまないが、君は人間、か?」
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「ぼく?そうだよ。転生したもん」
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「俺にはどうしても霊にしか見えないのだが」
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「実は私も思っておりました」
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「……………もしかして、『転生直前の姿』だからか?俺もあの日の通り、スーツ姿だし」
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「………………しくしく」
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「心配するな、慧。夢だからな、目が覚めたら元通りだからな!」
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「となると、あなたが触れられるのが疑問だ、一色嵐さん」
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(、きりっとして)
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「俺はこいつの兄だ。誰が触れられずとも、見えずとも、俺だけは出来る」
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「随分と仲のいい兄弟のことだ。…………羨ましいな」
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「そうか?慧、おいで」
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(再びを膝に乗せる)
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「抵抗なく乗る16歳か。頑張っても中学生にしか見えないが」
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「下手したら親子に見えますね。似てませんが」
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「さて、一通りキャラの自己紹介が終わ」
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ばたーん!
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「僕をハブにするなんていい度胸してるじゃないの、兄さん…………!名前変換キャラ集めたんならそこはきっちり入れてもらわないと、ねぇ?」
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「お前か。読者の皆さまに忘れ去られているかもしれないから、自己紹介でもしたらどうだ?」
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「橘。12歳だよ。誰だっけこいつ、とか思った人は今から呪詛返しの術を学んでおいた方がいいよ」
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「読者を脅すな!大体名前変換キャラのくせに序章にしか出てないじゃないか、意味あるのか」
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「それは管理人に言ってよ!僕だってねぇ、納得いかないんだよ…………!どうやら、最初管理人の頭にあった『冬薔薇』は、そこの兄弟の作品の設定を混ぜ合わせたようなものだったらしいよ」
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(とを顎でしゃくる)
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「なに?」
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「現世でお互いを憎みあった兄弟が転生じゃなくてトリップして、少年陰陽師の世界で出逢って対立しながら決着をつけるって話だったんだって!」
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「二人とも主人公だったのか。それでお前の名前変換はその名残ということか。ま、今は過去の話だな」
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「そっちの話ならまだしも、この話じゃ僕ただの嫌な奴みたいじゃないか!」
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「『みたい』じゃなくて事実だろ。それにお前は当主継承したかったんだから現世に残れて満足じゃないか」
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「そこの設定も違ったの!もういいよ!」
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「差し出がましいようですが、今も名前変換が残っているのはなぜなのでしょうか」
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、のことはあまり好きではない模様)
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「さあね。ちょっとネタばれになることを言えば、『僕の名前』はまだ使うらしいよ」
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「取り敢えず、俺との和解・再会はないと管理人は断言しているそうだな。この関係から和解に持っていくほど甘い事はしないらしい。当然だ、今更憎しみを募らせはしないが許しもしない。二度と顔を合わせないのがお互いのため…………だったんだが」
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「だからこの先僕の出番はナシ!?まったく、僕だけ扱いが悪いよ!」
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「兄さん、僕たちのケンカって随分小規模だったんだね」
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「……………そうだな。俺たちはやり直せる。だから俺たちはもう一度会ってお互いを理解しなくちゃいけない。必ず見つけるから…………待ってってくれ、慧」
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「うん、待ってる………………」
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「ちょっと!おじさん!地縛霊とイチャイチャしないでよ!見ていてむかつくから!」
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「おじ………っ!?おいコラくそガキ、四十路前をつかまえておじさんはないだろうが!俺はな、ガキ扱いも嫌いだが、必要以上に年寄り扱いも嫌いなんだよ!」
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「ふん。僕にとっては親子になりうる年齢なんだからおじさんでいいじゃない。大体、父さんと同じくらいの外見だよ、あんた」
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「かーっ、親の顔が見てみたいね、お前みたいな無礼なひねたガキ。そっちの子は無愛想だがまだ礼儀正しかったぜ」
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「生憎だけどと僕は同じ親だからね」
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「ああ、そういや兄弟だったな。じゃあ、お前に問題があるんだな」
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「いや、俺は育てられてないからそこは父さんでもいいと思うぞ」
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「ややこしくなるからは黙っててよ!」
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「何だと?」
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「地縛霊じゃないもん、人間だもん。転生したもん!………う〜……!」
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「てめっ、人の弟泣かしやがったな!」
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(に向かって怒鳴りながらはを抱き寄せる)
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「ふん、ブラコンのくせに」
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「ブラコンで何が悪い。俺も慧もオフィシャルにナチュラルにブラコンだ!」
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「性質悪!」
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(、引いた立場で辺りを見回して)
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「読者の皆さま、お見苦しい場面をお見せして申し訳ありません。今しばらくお待ちください」
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間。
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「………っち!埒があかねぇ。だいたい20,000hitのお祝いで口喧嘩大会じゃねぇんだろ」
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「そーだよ!兄さん、この企画のために読者の皆様にアンケートに答えてもらったんだよ」
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「へぇ、そりゃありがたいな」
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「投票いただいたのは名前変換キャラ以外も含む。ここにいない得票キャラはあの扉の向こうの部屋に待機中だ」
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(親指で隅の扉を示す)
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「名前が明らかになっているキャラは誰でも可ってことは何がでてくるかわかんねぇな」
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「そーだね」
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「ただ投票結果を発表するのでは味気ないので、本編で明らかにならない裏設定や隠れエピソードなどもこの場で御披露目するようです」
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「勿論本編に影響を与えないものだけな」
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「投票してもらった項目は、『気に入ったキャラ』、『最強だと思うキャラ』、『家族に欲しいキャラ』の3つだ。なんだか一波乱ありそうな項目だよな」
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「コメントもたくさん頂いていますから、私たちで紹介しながら進めさせていただきます」(微笑み)
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「…………あなたの弟、二重人格なのか?」
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「いや、あれは公の口調なんだ。俺も最初にTVに出てる慧を見て別人だと思ったぜ………」
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「どっちが本性なのか………。どちらにしろ、あの二面性はすごいな。ちょっとついていけない」
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「人の事言えないと思いますよ(ぼそっ)」
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「何か言ったか?」
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「いえ、何でもありません。(私の前と家族や行成殿の前では大違いなんですよねぇ)」
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「多分、どっちも本性だよ。あいつ、人懐っこいように見えて、結構人見知りだから、あんまり自分の本質を掴ませないような性格してんだ。でも家族には遠慮なく甘えるから、気を許してくれてるってことで納得してるぜ」
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「惚気か」
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「そういうことだったんですね、冬華様」(じーん)
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「何を勘違いして自己完結しているんだお前は」
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「僕一人放って話進めないでよね」
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「ハッ、今更語らずともお前は本編で性質の悪い二面性猫かぶりキャラとして扱われてるんだよ」
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(猫かぶりは血筋よるものだったのですね……)
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「はいはい、喧嘩はそこまで。また間を入れる気か?取り敢えず話を進めないと長くなる。で、誰が進行役やるんだ?」
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(机の上にポツンと置かれたマイクに飛びつく・)
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「ちょっと?年下に譲りなよ」
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「ヤダ!」
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「あんたみたいに可愛い子ぶってる奴に進行役なんて務まるわけないでしょ」
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「(ムッ)私だってやろうと思えばいくらだって出来るんですよ。進行役を務めるくらい、朝飯前です。」
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(何度見ても別人みたいな雰囲気を纏っていて、面白いな)
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「ああ、もう!地縛霊のくせに!可愛い子ぶったり、突然大人っぽくなったり!祓うよ!?」
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「可愛い子ぶってない!」
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「そうだ。慧はぶってるんじゃなくて可愛いんだ!」(ばーん)
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「…………本当にオープンだな」
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「(こほん)はいはい、マイク争奪戦はそこまで!お前はその札やめろ、慧も爪出さない!マイクは没収!」
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「あ、ちょっと!大人のくせに大人気ないよ!返せ!」
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「兄さん、ずるいー!」
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(取り上げられたマイクに届かない低身長の二人)
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「ということで、一番公平なのは君達だな」
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「俺は拒否する。向かない役目だ」
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「じゃあ必然的に君か。俺じゃあ、慧とこのガキが文句言うだろうし、燈雅くんじゃあこのガキ一人で文句言うだろうし、ちょうどいいだろう」
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(の手に渡るマイク)
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「はあ、気の利いた司会が出来るでしょうか」
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「君はそのままでいいさ、燈雅くんや俺も出来る限りサポートするから。取り敢えずあの二人には渡さないでくれ」
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(まだぎゃーぎゃー言ってるちびっこ二人と実は中身四十越えの二人)
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「いい加減にしろ、。それ以上騒ぐようならここから出ていけ」
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「へぇ、僕に命令だなんて偉くなったね」
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「(無視)すまないな、一色慧君」
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「…………………」(むぅ)
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「もういいだろ?な?拗ねるなよ、慧」
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「……………うん。別に司会がしたいと言うよりもマイク持ちたいからだったし」
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「そうか。こいつは間違いなく目立ちたいからだっただろうが」
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「ふん。目立ってなんぼでしょ」
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「でないと最後まで相手にされないかも知れないからか?」
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「(ぴき)性格悪くなったね」
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「あのー、始めてもよろしいでしょうか」
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「ああ、気にせず始めちまえ。それじゃ司会頼むぜ、さん」
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「はい。それでは、まず最初の投票『気に入った登場人物』の結果発表を行いたいと思います」
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第一部に続く
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